初心者
ブログのペルソナ設定ってどう決めればいいの?
ペルソナ設定の必要性がいまいち理解できない。
とお悩みではありませんか?
質のいいブログ記事を書くためには、ペルソナ設定が欠かせません。
しかし、ペルソナの決め方や重要性を調べてみたけれど「いまいちピンとこない…」という方も多いでしょう。
そこで本記事では、ペルソナ設定の決め方をわかりやすく解説します。
この記事を読めば、ペルソナの重要性が分かるだけでなく、初心者でも簡単にペルソナが決められるようになります。
ペルソナ設定にお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。
ペルソナとは?
ペルソナとは、自分の書いた記事を読む「想定読者」のこと。
記事を「誰に向けて書くのか?」「誰に読んでほしい記事なのか?」を明確にするために、欠かせない作業なんです。
ペルソナを設定する際は、以下のような項目を決めます。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 年収
- 趣味
- 家族構成
- 性格
- 趣味
- 悩み
これを当ブログのペルソナに当てはめると…
- 年齢:20代
- 性別:男性
- 職業:正社員(役職なし)
- 年収:250万円
- 家族構成:1人暮らし
- 性格:臆病(おくびょう)だが負けず嫌い
- 趣味:ゲーム
- 悩み:本業の収入だけでは将来の不安があるため、5万円程度の副業収入を得るためにブログを始めたいと思っている。
ここまで具体的に決めることで、読者が「どんな記事を求めているのか?」「どんな雰囲気の記事を好むのか?」が見えてきますね。
ペルソナとターゲットの違い
ペルソナと近しい言葉に「ターゲット」があります。
結論、ペルソナとターゲットの違いは、想定する読者の「具体性」です。
ペルソナ | ターゲット |
年齢:26歳性別:男性職業:正社員(役職なし)年収:250万円家族構成:1人暮らし性格:臆病だが負けず嫌い趣味:ゲーム悩み:本業の収入だけでは若干お金が足りないため、5万円程度の副業収入を得るためにブログを始めたいと思っている。 | 年齢:20代〜30代性別:男性趣味:ゲーム |
ターゲットの場合、上記に当てはまる読者は何百人といるでしょう。
一方でペルソナは、ターゲットからさらに絞り込んで、記事を読んでほしい「たった1人」の想定読者を導き出します。
そうすることで、ペルソナが読みたくなる記事の構成や、デザインに寄り添った記事が書けます。
当ブログで例えるなら「5万円の副業収入を得るために、ブログを始めたいと思っている20代・正社員で働く男性」が読みたくなる記事が書けるということです。
ペルソナ設定はなぜ必要なの?
ペルソナ設定が必要な理由は、読者が満足する記事を書くためです。
読者は「どんな悩みを抱えているのか?」「どんなデザインの記事を好んで読むのか?」に、寄り添った記事が書けるようになります。
例えば、ブログを始めるために「ペルソナ設定の決め方を知りたい」人に向けた、本記事の場合。
「読者が男性なのか?女性なのか?」でも、使う画像のデザインや口調も変わってきます。
極端に例えると、ペルソナ設定のやり方が知りたいのに、記事を開いてみたらメイクのことが書かれていたらどうでしょう?
読者はきっと「自分の悩みはこの記事で解決できない」と、離脱してしまいますよね。
ブログ記事の書き手は、読者の悩みを解決するためにブログを書いています。
ペルソナが曖昧だと、読者を満足させる記事を書けません。
想定する読者の年齢や性別、趣味嗜好や悩みに寄り添い、満足してもらえる記事を書くためにもペルソナ設定が重要です。
ペルソナ設定のやり方3STEP
次に、ペルソナ設定の決め方を3STEPで解説します。
- キーワードを選定する
- 読者の検索背景を想像する
- 検索意図を深堀して読者が知りたいことを明確にする
順番に見ていきましょう。
⑴キーワードを選定する
ペルソナを決める前に、まずは書く記事のキーワードを選定します。
以下のようなツールで、キーワードを選定できます。
- Googleキーワードプランナー
- ラッコキーワード
- Googleの検索結果から
先にキーワードを決めることで、検索する読者が「どんな悩みを持っているのか?」「何が知りたいのか?」がわかります。
検索数が多い、需要のあるキーワードから選定してみましょう。
⑵読者の検索背景を想像する
次に、⑴で決めたキーワードで検索する、読者の検索背景を想像しましょう。
当記事で例えると
- ブログを書く際は「ペルソナを設定することが重要」だとX(旧Twitter)で知った
- 「ペルソナって何?」「どうやって決めればいいの?」と疑問に思った
- Googleにて「ブログ ペルソナ」のキーワードで検索した
- 当記事を見つけて読む
という流れで、読者は当記事に辿り着きます。
⑶検索意図を深堀して読者が知りたいことを明確にする
最後に、検索した読者の意図を深堀して、読者がこの記事で知りたいことを明確にします。
⑵の結果を踏まえて、なぜ読者は「ブログ ペルソナ」というキーワードで検索したのでしょうか?
読者に成り代わって連想してみると
- ペルソナを設定する重要性を理解したい
- 正しいペルソナ設定の決め方を知りたい
- ペルソナ設定を理解して、質のいい記事を書けるようになりたい
- 質のいい記事を書いて、収益化につなげたい
と、読者の知りたいことが明確になりますよね。
ここまでで、ペルソナ設定が明確になったら、上記の「ペルソナが知りたいこと」を満たす記事を書けば大丈夫です。
読者の悩み・知りたいことに寄り添った、質の高い記事が書けるようになるでしょう。
ペルソナ設定を簡単に決められる3つのコツ
次に、ペルソナ設定を簡単に決められる、以下3つのコツを解説します。
- 過去の自分をペルソナにする
- 身近な人をペルソナにする
- SNSからリアルな声を拾う
「ただペルソナと言われてもピンとこない…」「ペルソナを決めるのが難しく感じる」という方も多いでしょう。
しかし、ペルソナは細かく決めようとしなくて大丈夫です。
ペルソナの顔や状態がイメージできれば、細かく決めなくても問題ありません。
以下で紹介するコツを踏まえて、ペルソナを設定してみてください。
⑴過去の自分をペルソナにする
過去の自分をペルソナにする方法は、ブログ記事の鉄板です。
記事のテーマにおいて、同じように悩んでいた「過去の自分にアドバイスする」イメージです。
「昔の自分はどんなことに悩んでたかな?」「あの時の自分だったら、何が知れれば嬉しいかな?」と、読者の悩みを想像しやすくなります。
そのため、ペルソナに悩んだら「過去の自分」をペルソナにする方法がおすすめです。
⑵身近な人をペルソナにする
家族や友人など、身近な人をペルソナにする方法もおすすめです。
身近な人をペルソナにすることで、年齢・性別・職業・悩みなどを決めやすくなります。
また、読者がどんなことで悩んでいるのかがわからない場合は、ペルソナにした人に直接聞けるメリットもあります。
すべての悩みが自分に当てはまるわけではないため、過去の自分をペルソナにすることが難しい場合などにおすすめの方法です。
⑶SNSからリアルな声を拾う
SNSからリアルな声を拾う方法もあります。
X(旧Twitter)やYahoo!知恵袋では、キーワードに関するリアルな悩みの声を拾えます。
ペルソナの悩みや知りたいことがうまく想像できない場合は、X(旧Twitter)やYahoo!知恵袋から拾ってみてもいいですね。
ペルソナが決まったらやりたい3つのこと
最後に、ペルソナが決まったらやりたいことを3つ解説します。
- 記事を書く
- 検索順位を確認する
- 記事をリライトする
順番に見ていきましょう。
⑴記事を書く
ペルソナが決まったら、記事を書いていきましょう。
記事を書き進めていく際は、ペルソナを参考に以下のポイントに気を付けて記事を書いてください。
- ペルソナの悩みを解決する内容になっているか?
- ペルソナが理解できる言葉・表現で解説できているか?
- 画像や装飾など、見やすい記事になっているか?
ブロガーは、読者の悩みを解決するための記事を書くことが仕事です。
そのため、上記のようにペルソナファーストを意識して記事を書きましょう。
⑵検索順位を確認する
執筆した記事を公開したら、検索順位を確認します。
Googleに記事が評価されるのには2〜3ヶ月程度かかるため、公開から2〜3ヶ月程度で検索順位を確認してみてください。
公開から2〜3ヶ月経っても記事が上位表示されない場合は、記事のリライトが必要です。
なお、検索順位を確認する際は、Googleで検索することも可能ですが手間と時間がかかります。
そのため、検索順位チェックツールを導入して確認するといいでしょう。
⑶記事をリライトする
書いた記事が上位表示されない場合は、リライトする必要があります。
いくら記事を書いても上位表示されないと、そもそも記事を読者に見つけてもらえないため、収益化の機会が訪れません。
最低でも検索上位10位に入るように、ペルソナ設定や記事の見出しなどを修正しましょう。
まとめ
本記事では、ペルソナ設定の決め方を解説しました。
ペルソナ設定の決め方は、以下のとおりです。
- キーワードを選定する
- 読者の検索背景を想像する
- 検索意図を深堀して読者が知りたいことを明確にする
ブログ人口が増え続けている昨今。
ネット上に溢れる記事から、自分の書いた記事を読んでもらうためには、読者に満足してもらえる記事を書く必要があります。
「この記事は私の悩みを解決してくれる!」と思ってもらうためにも、ペルソナがどんな悩みを抱えているのか、明確にしなければいけません。
ペルソナを明確に決めることができれば、おのずと読んでもらいたい読者に刺さる質のいい記事が書けるようになるでしょう。
ペルソナ設定にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。